2010年7月7日(水曜日)
いよいよ、全国発売しました。こんな無名のレーベルで無名のアーティストの入ったオムニバスに力を貸してくれているCD SHOPやレーベル、フリーペーパー、レコード会社の人達に日々感謝です。まだ自分は仕事でお店回りに行けないでいるので、ここに文章を書いています。
このオムニバスがリリースされる直前にライブで出演していたバンドに某ライブハウスのオムニバスに参加するという話を聞きました。俺は同じライブハウスの人間としてオムニバスを出す(出した)人間として興味があったのでそのバンドに根掘り葉掘り聞いてしまった。そのバンドはまだ数回しかライブをした事がないのだが、レコーディングもした事もなかったので受けたという。一曲参加で4万円でレコーディング出来るという話。「それはしっかりと流通したりするの?」と聞いた所「お店でちょこんと置く程度」だそうだ。まず4万円というレコーディングはどこでどんな形でやるかは解らないが1曲という縛りがあるのなら一体どうなんだろうか?後お店でちょこんと置くのは良いが利益は発生してるのか?等聞いてみたものの、まだ若いバンドにはしっかりと話が出来ていないようで何もバンドには伝わっていないようだった。
このような方法のオムニバスがあるのはここ数年間でよく聞く話だ。
俺は今この「REVOLUTION PEOPLE」を出すにあたり、1つここに記しておきたい。
「そんなクソみたいな何も考えの無いようなオムニバスではない」
あんまり固い文章にしたくないから、ちょっと変な話を。
俺は昔、メロコアキッズだった時に色んなオムニバスに出会う事が出来て、そこから色んなバンドや音楽に出会う事が出来た。そこからライブハウスに遊びに行ったりしたもんだ。パソコンもなかったし、情報が少なかったからね。オムニバスの魅力っていうのはジャケがヤバいとか、聞いた事あるバンドが1つだけ入ってるから迷うけど安いから買ってみるとか、なんだかレビューを見て興味が湧いたとか、色んな楽しみ方が出来る。俺みたいなめんどくさがり屋なんかはCDウォークマンの中身を変えるのが面倒だから1枚で色んな音楽を楽しめる方が良いと思って1日中1枚のオムニバスを聞くって良くやってた。
なんか書いてるうちにまた仕事が溜まってきたので、またこの続きは今度ー!
気分屋マスター。